新型コロナウイルスによる中断から練習再開
ラグビー日本代表松島幸太朗が移籍するフランスの名門クラブＡＳＭクレルモン・オーヴェルニュが練習を再開している。
まだボールを使ったトレーニングは行っていないが、新加入選手３人も練習に合流している。
LA MONTAGNEが報じた。
トゥールーズからクレルモンにやってきたスクラムハーフのSébastien Bézy（セバスチャンベジー）は両クラブの合意により、契約開始日より３週間早くクレルモンに合流している。
オーリヤックから移籍してきたモルドバ人プレーヤーのCristian OJOVAN（クリスチアン・オジョバン）とグルノーブルから移籍してきたフッカーのÉtienne Fourcade（エティエンヌ・フォルカード）も同様に既にチーム練習を始めている。
チームは新型コロナウイルスによる中断を経て再開プログラムのフェーズ２として感染防止策を取りながら練習をしている。
セクシオン・パロワーズから加わるBastien Pourailly（バスチアン・プーライリー）は来週チームに合流する予定だ。
レイドローは既にロッカールームを退出
かねてから来季の日本トップリーグ入りが噂されている元スコットランド代表SHグレイグ・レイドローは既に荷物をまとめてチームを去ったようだ。
新シーズンからクレルモンに加入する松島とのプレーが見られないのは残念だが、先のラグビーワールドカップでも日本中を沸かせたレイドローのプレーが日本で見られることになれば日本のラグビーファンにとってこの上ない喜びとなる。
松島幸太郎とは？
父親にジンバブエ人、母親に日本人を持つ南アフリカ・プレトリア出身のラグビー日本代表選手。父親譲りのバネと快速で南アフリカ代表入りの可能性もあったほど。高校卒業後２年間の南アフリカ留学を経てトップリーグサントリーサンゴリアスへ加入。スーパーラグビーでも３チームでプレーし今夏よりフランスラグビーユニオントップ１４のクレルモンに移籍。
ＡＳＭクレルモン・オーヴェルニュとは？
フランスはクレルモン＝フェランをホームとするラグビークラブ。１９１１年創設。２０１０年にリーグ初優勝。２００２年には元日本代表大畑大介が加入するも正式契約に至らなかったため、同クラブでプレーする最初の日本人選手は松島幸太郎となる。
グレイグ・レイドローとは？
元スコットランド代表キャプテンのスクラムハーフ（ＳＨ）。２０１９年のラグビーワールドカップ日本大会後に代表引退を表明した。
（写真はイメージ）
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