ヨーロッパハンドボール連盟(EHF)は18日、2020-21シーズンに向けた新型コロナウイルス対策「Back to Handball Hygiene Concept」を各クラブに対して発表した。
COVID-19と向き合いながら選手や試合役員の安全を確保するためのガイドラインであり、記載内容は最低ラインを示していること、欧州の各クラブや各国ハンドボール連盟が遵守すべきものであることが通達された。
今後各クラブは新型コロナ対策担当者を登録し、対応を進めて行くこととなる。
同コンセプトの中で注目すべきは、試合会場を5段階に区分したゾーン制で、最も慎重を要する「レッドゾーン」として主にコートサイドやベンチ、更衣室が指定されている。
レッドゾーン内には新型コロナウイルス陰性証明のある者だけが入ることが許される。
またハーフタイムや試合終了の際の退場順序も定められ、審判団、出口に近いチーム、出口に遠いチーム、テーブルオフィシャルの順に会場を後にすると定められている。
また客席の前から3列も「セーフティゾーン」として指定され、観客が立ち入ることはできない。
なお、代表戦のガイドラインについてはそれぞれの大会の組織委員会によって作成される。
「Back to Handball Hygiene Concept」は以下のEHFのウェブサイトに掲載されている。
https://www.eurohandball.com/en/news/en/ehf-release-back-to-handball-hygiene-concept/
0コメント