2024年パリオリンピック・パラリンピックの会場縮小計画が判明
パリ五輪・パラリンピック組織委員会は仮設のアクアティクスセンター建設取りやめに続き、いくつかの競技会場についてスリム化を発表しました。
発表された縮小計画は次のとおりです。
・二つの仮設施設の建設中止
水泳会場となる予定だったAquatics Stadiumとバレーボール会場となる予定だったLe Bourget Arenaの建設を取りやめ、両競技はそれぞれParis La Défense Arenaと既存施設で開催されます。
・ラグビー会場の変更
セブンスラグビー会場となる予定だったStade Jean-Bouinの使用を取りやめ、Stade de Franceでの開催に変更。
・リールの既存会場の使用
フランス北西部の都市リールにある既存施設Stade Pierre-Mauroyを活用。
・コンコルド広場の会場設計の最適化
クライミング会場のLe Bourgetへの移転と恒久のレガシーエリアの創出(ただしアスリートから挙げられている懸念事項に十分配慮する)
・使用するサッカー会場を7~8会場に減らす
・マウンテンバイク会場としてColline d’Elancourtを決定
・改定された五輪コンセプトを元にパラリンピックコンセプトを最適化すること
大会組織委員会はこの縮小計画により、パンデミック化においても当初予算である38億ユーロを意地できるとしています。
改定後のコンセプトは数多くの競技が開催されるセーヌ=サン=ドニ県 の地域開発を強化する一方、レガシーに影響を与えない仮設施設の中止を促しています。
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