柔道世界ツアーのコロナ対策が明らかに、表彰台で選手はメダルを自ら首にかけることに

国際柔道連盟(IJF)は17日、競技大会再開に向けたプロトコルを発表し、詳細な新型コロナウイルス対策が明らかになった。

特定のシチュエーションを除き会場入りする全ての人がマスクを着用すること、それは審判団も例外では無しとなっている。

試合以外の場面でも移動や宿泊の際の規程もあり、また、組み合わせ抽選の場にプレスが入れない。

ウォーミングアップの際は男女それぞれ1名のコーチのみがウォーミングアップエリアに入ることが許される。

畳は試合ごとに消毒され、ウォーミングアップエリアも15分毎に消毒される。

新型コロナウイルスは象徴的なシーンにも影響している。

勝者をたたえる表彰式において、これまでメダルはプレゼンターから選手の首にかけられ、その後握手が行われていた。

しかし今後はクッションに乗って運ばれたメダルを選手自らが受け取って首にかけることとなる。

握手は行われない。

いずれも身体的接触を避けるための措置であり、大会のクライマックスを飾る象徴的なシーンにおいて風景が様変わりすることとなった。

Salida de balón / サリーダ・デ・バロン

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