ロカサグランカナリアのクラブの歴史
ロカサ・グラン・カナリア(Rocasa Gran Canaria ACE)はスポンサーのRocasaの名前から呼ばれている名前で、クラブの正式名称はBalonmano Remudasといいます。
クラブのオリジナルのロゴもBとRのアルファベットから構成されています。
クラブの本拠地はモロッコの北西カナリア諸島はグラン・カナリア島のテルデにあります。
クラブの創設は1978年で、創設から10年後の1989-1990シーズンよりスペイン女子ハンドボールのトップリーグにあたるDivisión de Honorに所属しています。
2012-2013シーズンより毎年リーグ戦で2位または3位の成績を残し優勝を狙い続けた結果、2018-2019シーズンに悲願の初優勝を成し遂げます。
その他スペイン国内ではコパ・デラ・レイナを2015年と2017年の2回制し、スーペルコッパも2017年と2019年に制しています。
ヨーロッパの舞台では第3ティアの大会であるEHF Challenge Cupを2015-2016シーズンと2018-2019シーズンの2度制しています。
ホームアリーナ
ホームゲームを行うのはクラブ本拠地のテルデにあるPABELLÓN INSULAR ANTONIO MORENOです。
1992年に開業し、その後2度改修工事が行われています。
(画像はクラブウェブサイトより)
体育館の片面がスタンドになっていて、収容人数は600人です。
ペン記者(ライター)10席とテレビ中継ブールも2局分あります。
ハンドボール以外にはフットサルやバスケットボールなども行われます。
コートは青色のタラフレックス素材です。
ロカサ・グラン・カナリアに過去に所属した主な選手
Almudena Rodríguez(アルムデナ・ロドリゲス)
1993年生まれのスペイン人ライトバック。
2013年にロカサ・グラン・カナリアでキャリアを始め2017年までグランカナリアでプレー。
その後はルーマニアやドイツでプレー。
スペイン代表として2019年の世界選手権日本大会で銀メダル。
Silvia Navarro Giménez(シルビア・ナバーロ)
1979年生まれのスペイン人ゴールキーパー。
2013年からロカサ・グラン・カナリアでプレー。
スペイン代表として2011年世界選手権ブラジル大会で銅メダル、2012年ロンドンオリンピックで銅メダル、2019年の世界選手権日本大会で銀メダル。
個人でもロンドンオリンピックではゴールキーパーランキングで第4位となる。
María Núñez (マリア・ヌニェス)
1988年生まれのスペイン人ピボット。
2005年からロカサでキャリアを始め、2006年からはチームを離れるも、2012年にロカサに復帰、2015年までプレーした。
現在はフランスのブザンソンでプレーする。
スペイン代表として2019年の世界選手権日本大会で銀メダル。
Marta Mangué(マルタ・マングエ)
1983年地元カナリア諸島のラスパルマスで生まれたスペイン人レフトバック。
歴代スペイン女子代表選手の中で最も多くの試合に出場し、最も多くの得点を上げている伝説的な選手。
スペイン代表に国際舞台で多くの栄光をもたらした。
現在もフランスで現役続行中。
Yacaira Tejeda (ヤカイラ・テヘダ)
1992年生まれのドミニカ共和国出身のピボット。
2015年から2017年までロカサでプレー。
2013年の世界選手権にドミニカ代表として出場(23位)。
Åsa Mogensen(オーサ・モーゲンセン)
1972年生まれのスウェーデン代表歴代最多キャップを誇るプレーヤー。1087得点を記録している。
2001ー2002シーズンにロカサでプレー。
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